生命保険いらない説──遺族年金を計算したら「詰まない設計」が完成してた【シミュレーターあり】

お金・教育費

前回、医療保険・がん保険・貯蓄型保険を解約した話を書いた。

「でも生命保険は?シンママが死んだら子どもが困るんちゃうの?」

そこが今日の話。一番悩んで、一番調べて、一番腹が決まった部分。

④生命保険・収入保障保険:一番悩んだ

正直ここが一番迷った。

シンママやから、もし自分が死んだら子どもたちはどうなる——その不安は本物だった。

でも、整理してみたら、こうなった。

🤔 コゼニーが出した結論(賛否あり・あくまで個人の話)

  1. 早死の確率を自分でコントロールする:早寝(21時)・腹8分目・よく歩く・車を持たない。不摂生で死ぬリスクは、かなり自分で下げられる。
  2. 不慮の事故だけは神頼み:これはどうにもならん。でも確率はそこまで高くない。
  3. 遺族年金という公的な守りがある:厚生年金や国民年金に加入している状態で亡くなると、子が18歳になるまで遺族年金が支給される。子1人の場合、月7〜9万円程度(年金の種類・加入期間・収入により変わる)。
  4. iDeCoは死亡時に遺族に支払われる:積み立てた資産は「死亡一時金」として遺族が受け取れる。積み立てれば積み立てるほど「もしもの時の資産」になる。
  5. 子が18歳になるまでに資産を積み上げる:保険料に回すお金をNISA・iDeCoへ。万一の時は積み上がった資産がある。

これで腹が決まった。「健康管理と資産形成が、コゼニーにとっての最強の保険」だと。

💰 コゼニー家(子2人)の遺族基礎年金・試算(2024年度)

時期年額月額
子2人が18歳未満の間816,000+234,800×2=1,285,600円月約10.7万円
1人目が18歳になったら816,000+234,800=1,050,800円月約8.8万円
2人目も18歳になったら支給終了

※国民年金の納付要件(直近1年間に未納なし等)を満たしていれば支給。過去に会社員だった期間があれば遺族厚生年金も上乗せ。

コゼニ先生
コゼニ先生
子2人いるコゼニー家なら、月10.7万円が子どもたちが18歳になるまで出る。国民年金ちゃんと払ってたら、それだけで子育て期間の生活費の柱になる。「遺族年金って知ってる?」って聞くと知らん人多いんよな。先に公的制度確認してから民間保険入るべきやった、ほんまに。

数字で見る「コゼニー家、生命保険ゼロでも詰まない設計」

「でも本当に生命保険なしで大丈夫なの?」という疑問に、数字で答える。

🛡️「詰まない設計」の考え方──3つの守りを足し算する

守りの柱自分の数字で確認
① 遺族基礎年金子の人数・年齢から算出(下のシミュレーターで確認)
② 運用資産(NISA・iDeCo等)今すぐ証券口座で確認できる数字
③ 不動産・その他資産持ち家の評価額・現預金等
①+②+③ ≥ 子が独立するまでの生活費 → 「詰まない設計」完成

+「微妙に生きてもうた」場合は障害基礎年金が上乗せ(年78〜97万円程度)

死んでよし

生きてよし

微妙に生きてもよし

遺族年金+資産+障害年金で、どのケースも「詰まない設計」が完成した。

コゼニ先生
コゼニ先生
「微妙に生きてもうた」場合(重度障害など)も、障害基礎年金がある。1級なら年97万円、2級で年78万円(2024年度)。民間の介護保険や就業不能保険を積む前に、まず公的制度がどこまでカバーするか確認して。意外と知らない守りが、すでにある。

📊「詰まない設計」セルフチェック──自分の数字を入れてみて

あなたの「万が一」、本当に詰む?シミュレーション

※遺族基礎年金は2024年度の金額を使用。国民年金の納付要件を満たしている場合の概算。実際の受給額・要件は日本年金機構でご確認ください。不動産・その他資産は含んでいません。

全解約やない。自分の貯蓄型保険だけ続けてる——後悔込みで正直に言う

ここまで読んで「全部解約したんやろ?」と思うかもしれないけど、実は一個だけ続けてる保険がある。

自分名義の貯蓄型保険。

夫の保険を解約して160万消えたショックで、自分のを解約するのが怖くなった。グズグズしてるうちに残り2年になってしまって——もうここまで来たら満期まで続けた方がマシという結論になった。

正直に言うと、保険の仕組みがわかった今なら、あのとき一緒に解約してNISAに突っ込んでいれば、160万のマイナス分を取り戻した上にお釣りが来た(相場が良かったからやけど)。判断が遅かった自分に今でも少しガッカリしてる。

これがコゼニーの失敗談。「怖くて動けなかった」が一番高くつくことがある。

コゼニ先生
コゼニ先生
「もったいない」という感情は意思決定の邪魔をする。解約返戻金のマイナスが怖くて動けない気持ちはわかる。でも「これまでの損」と「これからどうするか」は別の問題。今の自分の貯蓄型保険がそのモデルケース。残り2年で満期やから続けるけど、あと数年早く動いてたら良かったと今でも思う。

保険業界が言わない「保険の本質」

⚠️ 保険の本質を整理すると

  • 保険は「不安を売る商品」。不安が大きいほど売れる。
  • 資産がない人ほど万が一への備えが必要 → 保険が必要
  • 資産がある人ほど自己資産で対応できる → 保険はいらない
  • つまり「普通に生きてたら」保険料を払い続けて資産が増えにくい状態が続く

知識があれば、詰まない。この逆説に気づくまでに、コゼニーは数年かかった。

コゼニ先生
コゼニ先生
「保険に入ってないなんて怖い」「万が一どうするの」——でもその「万が一」、すでに公的制度でかなりカバーされてるかもしれへん。保険を売る側は公的制度の話はあまりしてくれない。まず自分で調べること。知識が最強の守りやと思う。

まとめ:守りのフェーズが変わった

✅ コゼニーが各保険を解約した理由まとめ

保険の種類解約の理由
医療保険ひとり親医療助成+高額療養費で十分カバーできると判断
貯蓄型保険運用効率が悪い。NISAの方が合理的
がん保険健康管理で予防+高額療養費制度で対応できると判断
生命保険・収入保障遺族年金+iDeCo+資産形成で代替。健康管理で死亡リスクを自分でコントロール

月10万の保険料が消えて、その分が生活費・NISA・iDeCoに回せるようになった。

「保険で安心を買う」フェーズから「公的制度を使い倒して、自分で資産を積む」フェーズへ。それがコゼニーにとっての「守り方の転換」やった。

シンママクエストの「勇者の装備」

最後に、コゼニーの今の装備を開示する。

⚔️ コゼニーの装備(現在)

武器 木の棒
(稼ぐ力・劇弱)
節約の呪い
(守り・鉄壁)
魔法 知識と実行力
特性 気にしない
封印済み 他人の評価

「知識と実行力、あと変態節約で未来は切り開ける。」

木の棒と魔法と節約の盾で、金持ちになれる。

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※本記事はコゼニーの個人的な判断に基づく体験談です。保険の解約・継続については個人の状況によって最適解が異なります。ひとり親医療費助成制度の内容(所得制限・自己負担額・対象年齢)は都道府県・市区町村によって異なります。詳細はお住まいの市区町村窓口または公式サイトでご確認ください。遺族年金の受給額は加入年金の種類・加入期間・収入によって異なります。本記事は保険の解約・加入を勧めるものではありません。

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