離婚を考えたとき、「手に職があったらな」と思った人は多いと思う。私もそうやった。
でも、いざ資格を取ろうとすると壁になるのが「その間どうやって食べていくの?」問題。学校に通ってる間は働けへんし、生活費はかかり続ける。子どもがいたらなおさら。
そこを国がガッツリ支えてくれる制度がある。それが高等職業訓練促進給付金。ざっくり言うと、資格を取るために学校に通う間、毎月お金をもらいながら勉強できる制度や。条件によっては月10万円〜14万円。これは知らんかったら大損する。
※金額・条件は令和7年度(2026年時点)の情報。実際の運用や貸付額は自治体によって差があるので、最終的にはお住まいの市区町村の窓口で確認を。
高等職業訓練促進給付金って、なに?
ひとり親が、就職に有利な資格を取るために養成機関(専門学校など)で6か月以上勉強するとき、その期間中の生活費を支援してくれる給付金。返さなくていい「もらえるお金」や。
ポイントは3つ。
- 毎月、生活費としてお金がもらえる(促進給付金)
- 無事に修了したら、もう一回お金がもらえる(修了支援給付金)
- 学費が足りなければ、別で貸付制度もある(5年働けば返さなくていい)
「資格を取りたいけど、その間の生活が…」で諦めてた人のための制度。順番に見ていく。
いくらもらえる?(毎月の給付金)
毎月もらえる「高等職業訓練促進給付金」の金額は、住民税が非課税かどうかで変わる。
| 区分 | 月額(令和7年度) |
|---|---|
| 住民税非課税世帯 | 100,000円 |
| 住民税課税世帯 | 70,500円 |
| 修業期間の最後の1年間 | 上記に +40,000円 |
つまり、非課税世帯なら最終学年は月14万円。課税世帯でも最終学年は月110,500円になる。修業する期間(最長で4年)ずっともらえるので、たとえば看護師の養成課程(3年)を非課税世帯で通うと、ざっくり3年で350万円以上になる計算。これは大きい。

どんな資格が対象?
「就職に有利になる資格」で、養成機関で6か月以上のカリキュラムを修めるものが対象。代表的なのはこのあたり。
- 看護師・准看護師
- 保育士
- 介護福祉士
- 理学療法士・作業療法士
- 調理師・製菓衛生師
- シスコ認定資格・LPI認定資格などのデジタル分野の民間資格
医療・介護・保育といった「人手不足で食いっぱぐれにくい」資格が中心。最近はデジタル系の民間資格も対象に入ってきてる。どの資格が対象になるかは自治体ごとに指定されているので、狙ってる資格があるなら必ず先に窓口で確認を。
修了したら、もう一回もらえる(修了支援給付金)
無事にカリキュラムを修了すると、別でもう一回まとまったお金がもらえる。これが「高等職業訓練修了支援給付金」。
| 区分 | 修了時の支給額 |
|---|---|
| 住民税非課税世帯 | 50,000円 |
| 住民税課税世帯 | 25,000円 |
就職準備でお金がかかる修了のタイミングで、もうひと押ししてくれる一時金や。
学費が足りないなら「貸付」もある
給付金は生活費の支えにはなるけど、学費そのものまでは足りないこともある。そこで使えるのが高等職業訓練促進資金貸付制度。
- 入学準備金:入学のときに借りられる
- 就職準備金:資格を取って就職するときに借りられる
ここがすごいところで、取った資格を生かして5年間働き続けると、借りたお金の返済が免除される。つまり実質「もらえる」になる可能性がある。借りるのは怖いけど、就労継続で返さなくてよくなる設計になってる。貸付額は自治体(実施団体)によって異なるので、これも窓口で確認を。

申請の注意点:ここでつまずく人が多い
この制度、めちゃくちゃ良いんやけど、落とし穴がある。
- 「通い始める前」に相談・申請が必要。学校に入ってから「実はこんな制度が…」と気づいても、さかのぼってもらえないことがある。資格を取ろうと思った“その時点”で役所へ。
- 事前の相談が条件になっていることが多い。自治体の窓口で「対象になるか」を確認してから動く。
- 対象資格・金額・貸付額は自治体差がある。ネットの情報をうのみにせず、必ずお住まいの市区町村で最新を確認。
問い合わせ先は、お住まいの都道府県・市区町村の「ひとり親支援」窓口。マザーズハローワークも相談に乗ってくれる。
コゼニーはこの道を選ばなかったけど
正直に言うと、私自身はこの制度を使ってない。資格を取って就職する道ではなく、個人事業主として働く道を選んだから。
でも、もし離婚のタイミングで「これから手に職をつけたい」と思ってたら、間違いなく真剣に検討してた制度や。毎月お金をもらいながら、看護師や保育士みたいな一生モノの資格が取れる。これを使えるのに使わへんのは、ほんまにもったいない。

まとめ:資格は「お金をもらいながら」取れる時代
- 毎月もらえる:非課税なら月10万円、課税でも月70,500円。最終学年は+4万円
- 修了したらもらえる:非課税5万円・課税2.5万円の一時金
- 学費が足りないなら:貸付制度(5年働けば返済免除)
- 対象は看護師・保育士・介護福祉士などの国家資格+デジタル系民間資格
- 注意:通い始める前に、必ず自治体の窓口へ相談・申請
「資格を取りたいけど、その間の生活が不安」で止まってる人にこそ知ってほしい制度。お金の不安は、制度を知ることで小さくなる。
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※金額・対象資格・貸付額・所得条件は令和7年度(2026年)時点の情報です。対象資格や貸付額は自治体(実施団体)により異なり、制度内容は変更される場合があります。最新・正確な情報は各都道府県・市区町村のひとり親支援窓口でご確認ください。


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