このブログで手当や制度の話をしつこく書いてると、よく聞かれる。
「そういうお得な制度、どこで知るん?」
めちゃくちゃ大事な質問。結論から言うと——制度は、向こうから教えに来てくれない。自分でアンテナを張って、取りに行った人だけが拾える。その具体的な方法を全部書く。
なぜ、知らないうちに損をするのか
役所は親切に「あなたはこれが使えますよ」と案内してくれる……わけじゃない。基本は申請主義。制度があっても、自分で見つけて、自分で申請しないと、1円ももらえない。
しかも制度はたくさんあって、国のもの・都道府県のもの・市区町村のものがバラバラに存在する。これを「知らないから損してる」人が、本当に多い。

アンテナの張り方5つ
① 「ひとり親家庭のしおり」をもらう
多くの自治体が、ひとり親向けの制度をまとめた冊子(「ひとり親家庭のしおり」「ひとり親ハンドブック」など)を作っている。窓口で「ひとり親のしおりください」と言えばもらえる。使える制度がほぼ全部載っている、最強の地図。まずこれを手に入れる。
② 母子・父子自立支援員に相談する
各自治体には「母子・父子自立支援員」という、ひとり親支援の専門の相談員が配置されている。制度の案内人みたいな存在で、相談は無料。「うちはどんな制度が使えますか?」と丸ごと聞ける。使わない手はない。
③ 毎年8月の「棚卸し」を習慣にする
児童扶養手当を受けていると、毎年8月に現況届を出しに窓口へ行く。このタイミングで「他に使える制度はありますか?」と必ず聞く。
制度は毎年変わる。所得状況も変わる。去年は対象外でも今年は対象、ということもある。年に1回、まとめて棚卸しする習慣をつけると取りこぼしが激減する。

④ 自治体のLINE公式・メルマガに登録する
最近は自治体がLINE公式アカウントやメルマガで子育て・ひとり親情報を発信している。登録しておけば、自分で検索しなくても向こうから情報が届く。給付金の新設や申請期限のお知らせもプッシュで来る。受け身でいい仕組みは積極的に使う。
⑤ 「ひとり親 + 市名」で時々検索する
国の制度は「こども家庭庁」、地域の制度は「ひとり親 ○○市」で検索すると出てくる。月1回くらい、思い出したときに検索するだけでも違う。新しい給付金や臨時の支援は、このひと手間で拾える。
一番大事なのは「取りに行く」マインド
方法をいろいろ書いたけど、根っこはひとつ。制度は、自分から取りに行く。
「聞いたら悪いかな」「こんなこと相談していいのかな」——遠慮はいらない。制度は、必要な人が使うために用意されている。窓口の人に「全部教えてください」と堂々と聞いていい。知識と情報は、シンママが戦うための武器。拾いに行った人から、強くなる。
まとめ
- 制度は申請主義。向こうから教えに来てくれない
- 「ひとり親家庭のしおり」をまずもらう(制度の全体地図)
- 母子・父子自立支援員に丸ごと相談する(無料の案内人)
- 毎年8月の現況届で「他に使える制度は?」と棚卸し
- 自治体のLINE・メルマガで受け身の情報収集
- 根っこは「自分から取りに行く」マインド
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