「貯蓄型保険を解約したら160万消えた」──それでもNISAに乗り換えた理由

お金・教育費

8年間、毎月3万円弱を払い続けた貯蓄型保険を解約した。

戻ってきたのは約120万円。払い込んだ額から計算すると、約160万円が消えたことになる。

しかもその瞬間、コゼニーは正直めちゃくちゃ辛かった。

でも今は、あの判断が正しかったと思ってる。その理由を全部話す。

8年間、毎月3万円払い続けた保険

この保険は夫名義で入っていた。月3万弱で、満期は400〜500万円の設定。死亡したときは500万円が出る設計だった。

保障の内容は…正直もはや細かくは覚えていない。それくらい「なんとなく安心して任せていた」商品だった。

(保険の窓口で月10万円の鉄壁を作ってもらった話はこちらの記事に書いた。この貯蓄型保険はその一部)

当時のコゼニーには「正解」だった

誤解しないでほしいんやけど、当時のコゼニーにとってこの保険は本当にありがたい存在だった。

家計簿もつけない、明細も見ない、貯金もろくにできない。そんなコゼニーが毎月強制的に積み立てられて、万が一の保障までついてくる。

「貯められないコゼニーのための資金ロック装置」として機能していたのは事実だ。

だから加入したことを後悔はしていない。あのとき入らなかったら、全部使い切っていた可能性の方が高い。

お金の勉強で仕組みを知ってしまった

転機は、お金の勉強を始めたことだった。

離婚前後の時期、「今までの情弱を取り戻す」と決めて受験生のごとく金融を勉強した。両学長をはじめ金融系YouTuberをひたすら見た。本も読んだ。

そこで貯蓄型保険の仕組みを知った。

コゼニ先生
コゼニ先生

貯蓄型保険(終身保険・養老保険など)は保険料の一部が「保険会社による運用」に回る仕組み。その運用利回りは一般的に0.数%〜1%台と低く、手数料が差し引かれるため、途中解約すると払込額を大幅に下回る「解約返戻金」しか戻りません。一方でNISAで全世界株式インデックスを長期運用した場合の期待リターンは年4〜7%程度とされており、長期的な資産形成目的では大きな差が出やすいです。

要するに、高い手数料を払って薄い保険を買っている状態だとわかった。

NISAで自分で運用できる今、この商品を持ち続ける理由はない。そう判断した。

解約したら160万消えた

8年×月3万弱=払込総額 約290万円。

解約返戻金:約120万円。

返戻率 約70%。つまり約170万円が消えた。

これは痛い。本当に痛かった。

目減りした数字を見て、解約ボタンを押す手が止まりそうになった。「やっぱりやめようか」と何度も思った。

でも「このまま持ち続けても損失が確定するだけ。早く解約してNISAに回す方が合理的」と自分に言い聞かせた。

損切りは辛い。でも損切りできない人が一番損をするのも知っていた。

その120万がNISAで育ってる

解約して手元に戻った約120万円は、そのままNISAの種銭になった。

今その資金は、失った170万円を超える含み益を作りながらすくすくと育っている。

もし解約せずにそのまま払い続けていたら、今頃まだ低利回りの中に眠っていたはずのお金だ。

あのとき辛くても解約してよかった。数字がそれを証明してくれてる。

👉 NISAを「守るため」に始めた話はこちら

自分名義の保険はあと2年やり切る

実はコゼニー自身も貯蓄型保険に入っている。子どもの学費用に設定したもので、もうすぐ満期を迎える。

今の知識で言えば「解約してNISAにスライド」が一択だと思う。でも勉強したての当時のコゼニーには、その勇気がなかった。

これは後悔というより、「あのときの自分にできる精一杯だった」と思ってる。

満期まであと2年。学費として使う予定があるので、これはもうやり切る。それが今の正解だ。

貯蓄型保険が「悪」とは言い切れない理由

ここまで読んで「貯蓄型保険はダメなんや」と思った人に、一言だけ言いたい。

貯蓄型保険が悪いわけではない。「今の自分に合わなくなった」だけ。

  • 自分で投資判断できない時期 → 貯蓄型保険の強制ロックは有効
  • 投資リスクを取れない状況 → 元本保証に近い安心感は価値がある
  • NISAで自力運用できるようになった今 → 高コストの貯蓄型保険は不要

自分の金融リテラシーとライフステージに合わせて判断するのが正解。コゼニーは今の自分のステージに合わせて卒業を選んだ、それだけのこと。

「解約すべきか迷ってる」という人は、一度プロに相談してみるのも手やで。

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※本記事はコゼニーの個人的な体験・見解をもとにしています。保険の解約・乗り換えは個人の状況によって最適解が異なります。必ず専門家にご相談のうえ判断してください。アフィリエイトリンクを含む場合があります。

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